Stairway To Stardom -3ページ目

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プラグイン、触ったことなかったんだけど。

ココア・アイランドを設置したくてあれこれ調べているうちに、

成り行きで先にMyClipを設置しちゃいました。

面白い記事あったら貼り付けよ~☆

シャーク・テイル - SHARK TALE-

あらすじは画像クリックで ↑


何故かドリームワークスのアニメーション。


アメリカンって、こういう「ホラ吹きダメ男」のサクセスストーリーが大好きデスネ…

アニメーションは、動きも色彩もすごく綺麗なんだけれど、

肝心なストーリーが薄っぺらい

こういうテーマって、もう使い古されてボロ雑巾みたいじゃないデスカネ?

明らかに技術が勿体無い。


あれれ?

タイトルは、”鮫の尻尾” じゃなくて、”鮫のお話” なのか~

どう観ても、文字通り ”雑魚のお話” なんだけどなぁー…


声優陣はびっくりするほど豪華。

詳しくはパッケージ上部をごらんあれ。

それぞれのキャラクターを登場人物の顔に似せてあるのは、

人物をイメージしやすくて演出として面白い。

ジャック・ブラックの、デブで情けない感じなんてハマってる~

本人はパワフルなアイデアマンみたいなのにね。

ただ、みーんな大エラ張りのサカナ顔なんだなー(笑)

2時間、不細工顔を見るのですヨ…(苦笑)


主人公は ”シャーク・キラー” と呼ばれるのですが、

原語の ”シャーク・スレイヤー” とのニュアンスの違いが分かりませぬ…

調べても分かんにゃい…誰か教えてたもれ


しかし、よくこの企画自体や魚の動きを考えたもんです。

オススメ度としては…Bくらいかな~

うはは、いつになくコメントみじかーい(笑)


★★★★☆☆☆☆☆

カンフーハッスル - KUNG-FU HUSTLE -

あらすじ等は画像クリックでどうぞ ↑


さてこれ、やヴぁいです。

いろいろとインパクトありました。


冒頭のシーンはかなり暴力的で引いたので、大きなマイナスポイント。

残酷なシーンは、血糊が少ないなど控えめにしてはいるのだろうが、

足がとんだり首が飛んだり、気分は良くない。

殺人シーンに快楽を覚えるようだったら、人間廃業した方がいいわな。

作中にはいろんな映像作品からの引用があるのですが、

冒頭はディカプリオ主演のギャング・オブ・ニューヨークでしょう。

あの作品、上映時間が3時間と長い上に終始暗く、

延々と残虐なシーンが続くので、退屈だし非常に気分の悪い映画でしたから。

他にもマイケル・ジャクソンのPV、マトリクス・レボリューションズなど、

元ネタを幾つか気付きました。 

面白かったのはマトリクスの、100人スミスが飛ぶシーンのパクリだけかな~


全体的には斬新なアイデア、シーンが連続するので、

観ていて飽きませんでした。チャウ・シンチーにしてやられた~って感じ。


大家の妻と追いかけっこするシーン、

今更あーゆー表現をやってのける監督もいないでしょう^^;

どうにも漫画的過ぎる表現を、実写でやってしまいますか…脱帽。


貧民街に刺客が二人でやってくるシーン。

琴を使った攻撃の表現がなかなか良かった。

ただ、攻撃のバリエーションが弦を爪弾くというパターンひとつだったのは残念。

刺客側はラクしすぎ。もうちょっと素手ですごくてもいいかな。

琴での攻撃を引っ張りすぎたか。

でもまあ、音の振動を攻撃に変え、それを打ち消すのもアレだった、

というどんでん返しがスバラシイ。

それに続くシーンで、斧頭会の親玉たちと絡むあたりも笑わせる。


前半は主人公があまり出てこないんですねぇ…

あれれ?一体どういう展開になっちゃうんだろう、と少々不安になった頃に、

登場しましたチャウ・シンチー


一番笑ったのは、ナイフのシーンでしょー(爆)

それまでこれといって笑いを取るシーンがなく、どちらかというとシリアスなだけに、

突然の展開に余計笑いを誘われます。

「ありえねー」ってキャッチフレーズは、

格闘シーンの大袈裟な描写のことなんだろうけど、

ナイフのシーンもそれらに匹敵するくらいありえなかったデス(爆)


チャウ作品は少林サッカーとこの2作しか観ていないけれど、

不遇な少女との不器用な恋愛は、彼の得意とするストーリー構築なのかなー

いろんな表現方法、結構ベタなのですが、それをやり切るところも斬新だったか。

エンディングも、お菓子屋さんかいッ!とツッコませつつも、

ベッタベタなのだが美しく纏め上げてみせた。やりますな。


あー! 今知ったけれど、火雲邪神って、ブルース・リャンがやってたのか~~~

年とっちゃって、すっかりやさぐれジジイになってたわ。

近年は事業家としてやっていってるんだっけ。

こうやって後輩の作品に出る心意気が素敵ですわ。

きっとチャウ・シンチーも昔、彼のファンだったんでしょう。

ビジネス面でのお話もあったことでしょうが、こういう人間関係って素敵☆


印象に残ったのは、ナイフの爆笑シーンと、

冒頭で市井に身を潜めていた達人達がマフィア相手に大暴れするシーン。

鍛え上げられた肉体は、オヤジと言えどもそれだけで魅力的だし、

武術の身体表現はやはり芸術的

いい刺激をもらいました。


本作品、ランクするならで。


★★★★★★★☆☆

kamome


先日美容室で読んでいた雑誌の裏表紙。

中村獅童さんが男性化粧品の広告に載っていたと思う。

横には、こんなキャッチフレーズ。


心は顔に出る。


いい顔をしなくても、自然にしていても、イイ顔をしていたい。

そのためには・・・


ポジティブな考え方、ストレスフリーな生き方、

自信につながる経験と努力。愛と思いやり。

甲斐のないことには執着しない潔い判断力。


いろいろと意識していなくちゃね。

大逆転!?

scoreboard


先日美容室で雑誌を読んでいたところ、

国会議員の柴山さんという方のインタビューが載っていた。

その中に興味深い一節があったので紹介したい。


柴山さんが司法試験を受ける為に準備をしていた時期の話。


「そのころ呼んだ中谷彰宏さんの本に、

成功する人には必ず地べたを這いずり回る時期がある』と書かれていたんです。

その間に成功の種を蒔いているのだと。

私はそれを読んだとき、あ、これは自分のことだなと勝手に理解しまして(笑)。

成功した人に不遇の時代があったというだけで、

今、苦労している人全てが将来成功できるわけではないですよね。

それは分かっているのですが…」


ハイ、

”あ、これは自分のことだなと勝手に理解しまし”た(笑)

そういうわけで、腐らずに頑張るだけですね。

もう、やるしかないんですヨ  ヾ(@°▽°@)/あはは~(壊)

やらなければ何も手に入らないもの。


今日も仕事終えたらジム~

明日も仕事終えたらジム~

明後日も…

風雲!格闘王

あらすじは画像クリックで ↑


ちょっとアイタタ、な作品でした。

格闘ゲームを実写にしつつ、ラブコメ要素も加味しましたって感じ。

いろんな面で中途半端な印象。

でもおかしな恋愛模様が気になって、意外と見てしまいましたが…^^;


倉田保昭さんが出ているので、もちょっと彼の活躍を見たかった!


格闘家たちのファッションセンスがダメダメでした。

コスチュームが全然いけてなかったのデス。

80年代のような、古くてダサイ色調・格好

もっとデザインや色彩にセンスを感じさせて欲しかった。


それから見苦しかったのは、ホテルのレストランでのシーン。

まず出場者たちは、ホテルの食事はタダなのか、食べ放題なのかと聞き、

「タダ」、「食べ放題」に、うら若き乙女も強烈に大歓喜するのデス。

そしてレストランでは、料理の取り合いから始まるお粗末なシーン…

食べ物が飛び交い、皿が割れ、飛んでくるものをキャッチして食べる始末。


衛生観念やマナーなど、そこには皆無。

中国人の民度の低さが伺えるような、目に余るシーンでした。

        _| ̄|○ ミテランナイ…

70年代なら、分からんでもないが…


衣食足りて礼節を知る」 という言葉が有りますが、

正にその通りで、日本人として生まれ、

日本で生活できていて良かったと思いました。

マナーをとやかく言われるのも、安心して食事ができるからなのだなと。

シーンの発案者の感覚が、意地汚いとか、浅ましいとかいうのではなく、

単に社会全体としての、共通の意識レベルが違うのだな、と冷静に感じたのです。


日本も戦後は食べるのが精一杯で、大変だったんだろうな、と思いつつも、

武士は食わねど高楊枝」 などという言葉もあるし… 

ホンネやタテマエがいろいろと交錯するところなので、

うまく表現するのは難しいデスネ ヾ(゚д゚)ノ゛


個人的に おぉ と思ったのは、

少林寺代表のおチビちゃんたち3人組の型が、

なかなかに決まっていたこと。

ちょこちょここのブログでも書いている「重心の低さ」というのは、

鍛錬を積まなければできないのです。

バレエもそうだけど、ポーズをキープするのには体の内側の筋力が必要で、

一朝一夕には無理。

彼らに感心しつつ、トレーニングの重要性を感じさせられたカットでした。


最後は西洋 VS 東洋という構図になっちゃって、

やっぱり東洋が勝つ、というなんだか捻りのない結末。

前に 80DAYS の記事でも書いたけれど、

こういう対立の構図は建設的ではないね。

お決まりなパターンな感じがして、意外性がない。

まぁ、お気楽に観られる作品ということで、

そういうとこ捻らなかったのかもしれないけれど。


そんなこんなで、

使いようによっては魅力的だろう登場人物たちを、

チープなVFXとストーリー展開で生かせなかった作品だと思います。

ランクつけるなら C+ くらいで。


★★☆☆☆☆☆☆☆


ボーン・スプレマシー  -THE BOURNE SUPREMACY-

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先日借りてきて観ました。

ボーン・アイデンティティの続編。


前作はなんだかちょっとイマイチだったので、

ここで適当にランク付けします。

B++ くらいかな。

★★★★★★☆☆☆

以上。


で、今作はなかなか楽しめました。

あらゆる組織から狙われるジェイソンが、

どうやってその包囲網や監視から逃れるのか、

その手法が気になって、画面から目を離せない感じ。


CIA の女性チーフ、

からくりを知っている観客からするとナンセンスなことを喚くんですが、

前作と違って彼女が組織側に華を添えているのは事実。

ジェイソンがスコープで彼女たちを見ながら電話をするシーンは、

どちらも今作イチオシのかっこいいシーンでした。


で、驚いたこと。

今のご時世になっても、まだカーアクションを生かせるんだ!ということ。

カーアクションなんて、陳腐なシーンが思い浮かばれて、

まあそんなもんだろう、とか、またこんなのか、と思いがちなんですが。

本作のカーアクションは、迫力はあったし、

こんな街中で、逃げ場もなくて、ポンコツ車で、どうするんだよ??

っていう心配をさせつつも状況を打開してしまう展開に、やられましたわ。


最後少女に会うシーンは、あまりにも説明不足で、

それじゃアンタが悪者になっちゃうでしょ、って納得いきませんでしたが。


そういやオープニングからあれま死んじゃうの~?ってのも

ちょっともったいない気がしたけれど。


結構楽しめた作品です。

ランク付けするならで。

★★★★★★★☆☆

香水

先日近所の商店街に香水屋さんが新規オープンしていたので覗いてきました。

で、LUCIANO SOPRANI (ルチアーノ・ソプラーニ)の香水を見つけました。


これ、ムスクの香りなんだけど、品が良くてかーなりセクシーで、即買いでしたよ。

いや~、めっちゃ気に入ってマス


SOLO SOPRANI MUSK ↓

ルチアーノソプラーニ ムスク


で、今年の初春くらいからかな、

同じブランドのもので、一応女性用らしいんだけど。

マンダリンやピーチやバニラが入っていて、

甘いけれど重くなくて、爽やかセクシーな感じ。

これもお気に入りで、周りの評判もいいです


LUCIANO SOPRANI UOMO ↓

ルチアーノソプラーニ ドンナ



そもそも、香りに男性用、女性用なんて区別ないもんねぇ。

好きな香りを好きにつけますよ^^



画像は楽天市場 コスメティックtonton さんから ↓

http://www.rakuten.co.jp/tonton/466897/545066/

防弾チョッキ?

Bullet1


(まー独り言ですから。)


バカめ…

防弾チョッキを作って、その性能や劣化について論じる前に
銃や銃弾なんかの殺人兵器を作っている企業を訴えろっつーの!

銃弾をコンビニで買える国だぞ?
論点がズレてるって言う以前に、気づくべきところが違うんじゃねーの?

アメリカの銃社会そのものがダウトだぞ。

ってかアウトだよ。


どうして全ての兵器産業をストップさせて、世にある武器を回収する、
なんてカンタンなことが出来ないんだかね。
愚かだね、人類は。


刀狩りやりゃーいいのよ。


戦時中は工業製品のネジやボルトすら、
銃弾に鋳造し直すべく軍に提供したそうじゃねーか。
今度はそのをやれってんだよ!
ロケットや戦闘機や潜水艦や、
全ての銃や銃弾を鉄鋼に打ち直して、世の中に貢献しろってーの!
バカか。


しかもさ、日本企業だから躍起になって金を搾り取ろうとしてんだろーよ
救い難いな。


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米政府:防弾チョッキ欠陥隠し指摘、東洋紡など提訴
 AP通信によると、米政府は2日までに、警官が着用する防弾チョッキの欠陥の証拠を隠したとして、米防弾チョッキ製造大手のセカンドチャンス・ボディーアーマー社(ミシガン州)と、素材の特殊繊維を供給する日本の東洋紡を相手取りワシントンの連邦地裁に提訴した。東洋紡は米政府の主張を否定している。

 訴えによると、両社は、防弾チョッキの素材に使われた東洋紡の特殊繊維ザイロンが、光や熱、湿気にさらされると想定より劣化が早まる恐れを知りながら3年近く公表しなかった。03年にチョッキを着用していた警官2人が撃たれて死傷した後に初めて、セカンド社は製品の販売を中止、安全上の問題を公表したという。

 東洋紡の米国スポークスマンは「セカンド社には01年、劣化に関する情報を顧客に公表するよう伝えたが同社は怠った。東洋紡に責任はない」と主張。セカンド社側は「責任は最終的には東洋紡にある」としている。(ワシントン共同)

毎日新聞 2005年7月4日 10時43分

スカイキャプテン -SKYCAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW-

あらすじは画像クリックでどうぞ ↑

うへぇ…なんじゃこりゃあ… B級映画というより、C級映画ですわ、これ。
ジムで疲れ果てて見始めたのが良くなかったのか…
その上レトロなセピア調の画面。
2回トライしたけれどどちらも中盤に差し掛かる前に退屈すぎて寝てしまい、
レンタル返却当日の朝に仕方なく気合を入れて鑑賞。
3回目にしてようやく最後まで観られました。うぅ…眠い…

取るに足らないC級映画にまともにコメントするのもどうかと思うけれど、

キャスティングにはジュード・ロウやアンジェリーナ・ジョリーを使ったりと

Aクラスのお金をかけているんだし、それなりに期待して劇場に観に行ったり

DVD借りたりする人が沢山いるんだからさ、きちんと評価してやんないとな。



まず言いたいことはこれ。


こんなにバカで下らないヒロイン、見たことねぇよ。


序盤からグゥイネス・バルトロウ扮する

ポーリー役のバカ女っぷりに気分を酷く害し、

それは実にエンディングまで引っ張られたのであった。


さて。


何がアカンって、登場人物に魅力がないのよ。全然。

しかも、初っ端からラストまで出ずっぱりのポーリー、

あまりにも酷い究極のバカ女。

可愛げや愛嬌があればまだ許せるのだが、

実のところ見た目が金髪で美人でしょ、くらいしか取り柄のない、

シンプルな愚か者。


頭が悪く、利己的で、ちょっと先のことすら考えて行動することが出来なくて、

軽率で、嘘つきで、嫉妬深くて、全くいいとこ無しのトラブルメーカー。

こういうの、女性から見ても女性の嫌な部分ばかり集めた、

偏見に満ちた女性像じゃないのかなぁ。

俺だったら憤慨するわ。

なんだこれ、下らないって。


ほんでな、こいつが劇中で、めっちゃ嘘つきながら言うのよ。

”You have to believe me.” だとさ。

死ね。

まっっっったく信用のおけない女の癖して、よく言えたもんだ。

お前が一番口にしてはならない言葉だろうそれは。ふざけんな

フェミニストの俺にとっては不本意ではあるが、

「愛したり情けをかけるに値しないバカ」としか言えない。

ホンマ申し訳ないけど。


そして一応のヒーロー、空軍パイロット・ジョー役のジュードは、

これまたなんとも薄っぺらい。

役に大して特徴があるわけではない、誰でも良い只の飾り物のような人物なので、

彼なりに味付けする部分がほとんどなかったのではないかと感じる。

別に誰でもいい。台詞も少ないし。

今の俺でも難なくこなせる。

と思うくらい(笑)


まぁ、アンジェリーナ・ジョリーはちょい役だけど、

エロさと出来る女の雰囲気をムンムン醸し出していたし、

ジョーの相棒役、ジョバンニ・リビシっていう俳優かな、

似たような芸風の人はいっぱい居そうだけれど、そこそこがあった。


他に気づいた、ダメだなーと思った点を挙げると。


×トーテンコフの島に、何で恐竜がいるのさ…

 理由付けはいろいろ出来るんだろうけれど、何の脈絡もなくて、

 ストーリーに何の関与もなくて、

 ただ映像的に配しただけの、浅慮に基づいたものだというのがバレバレ。

 わけ分かりませんよ。

 そこでのエピソードも下らない。

 あ、まさかこいつらも箱舟に?


×ってか小さい象ってなんだったのさ?


×SFっぽさを出している割りに、設定があまりに甘っちょろい

 飛行機は翼に被弾して火が出ているのに、

 いつまで経っても引火して火達磨にならないし。

 燃料って翼の中にたっぷり入ってるんだぞ?

 で、プロペラ機が潜水艇になってしまうくらいハイテクなのに、

 翼から火が出た時の自動消火装置とか積んでる訳ではないし。


 で、潜水艇になったときのこと。

 さっき被弾してたよね?え?気密はどうなってるの?浸水しませんの、それ?

 酸素とかどうしてんの?


 あと、恐らくイギリスからだろうけど、ネパールまで飛ぶのよね。

 プロペラ機で。

 追加の燃料タンクなしで。


 え?嘘でしょ?途中で給油もなし?おかしくない?


 ま、案の定途中でガス欠起こして空中空母に寄るんだけどさ。

 なんか納得いかないわな。

 

 最後のシーンでも、大気圏を離脱しようとするロケットの中で、

 ふつーーーーに歩いてあれこれするわけよ。

 あれ?どうして?かかってないの?

 大気圏離脱には秒速11キロってとんでもない速度が必要なんですケド?

 スペースシャトルでも、座席に座って固定されて、3Gかかってるんですわ。

 バカ女がハイヒールで歩いたりできるわけないでしょ…


 なんかナメてない?


×それから、ノアの箱舟、のシーン。

 未だに、聖書の記述通りの解釈しか出来ていない人が沢山いるんだわ。

 聖書ってさ、一字一句文字通りに解釈しちゃダメなんだよね。

 面白い本がWEBで読めるようになってるからリンクしてみます。

 [謎解き]聖書 -バイブル・コードとDNAプログラム- (戸来優次 著)

 (全編読んでみたい方はこちら

  http://hw001.gate01.com/yuji-toki/nazotoki.html

 全てのつがいを文字通り宇宙船に乗せるなんて、出来っこないのよ。

 食料はどうするのか、排泄物の後始末はどうするのか、

 疫病が流行って1匹でも欠けたら、その種は絶滅することになるんだぞ?

 

 恐らく、全ての種のDNAを、つがいで保存したと考えるのが正しいだろうよ。

 聖書の時代にそんなバカな、と言う人がいたとしたら、その方がバカだな。

 あなた方の言う”全能”の神が、それくらい出来ないわけないんだからさ。

 自ら神を否定することにもなろう。


ま、なにせちょっとしたSFファンすら納得させられないようなレベルです。

こういう大雑把なところがね…C級だからなのか、

外人さん達のアバウトさによるものなのかは分からないけれど。


×あと、カメラのフィルムのエピソード、

 最後の最後まで引っ張ってオチはそれかい… _| ̄|○

 莫大な予算をかけたハリウッド映画が、そんなベタネタで許されるんかいな。

 もうどうにもなりませんわ 



でもね、いいところも幾つかありました。


○メカデザイン、結構頑張ってました。

○空中空母のアイデア良かったです。

○潜水艇としても使えるように、プロペラ機なのね、というのもなかなか。

 ま、別にジェット機でもいいんだけど。レトロ感出したかったんだものね。

○アンジェリーナ・ジョリーは存在感ピカイチでした。


いろいろ考えてみると。


やっぱり、脚本って大事だわ。

こういう作品に出たって、あんまり言いたくない代物ッス。

名前が売れて、出演作品を選べるようになったら脚本選びは慎重にしないと、

自分のキャリアにとってマイナスにもなり兼ねない、と思わせる作品ですわ。



いろんなレビューには、「アクションアドベンチャー大作」などと謳われているけど、

こんなの「アクション」って呼んでいいのかなぁ。

ある意味冒険活劇だけれど、

アクションなんてジュードがロボットをちょっと素手で殴っただけじゃないか。

じゃぁ、俺らが毎週体力の限界に挑むかのようにやってるトレーニングって

何て呼んだらいいんだか。

誇大広告打ちすぎですわ。


んで。


これ、

-ワールド・オブ・トゥモロー-

なんてサブタイトルがついてるからちょっと心配なんだけれど、

まさかシリーズ化したりしないだろうね?

勘弁してください


あとこの作品、俳優たちが全てのシーンをブルーバックで演じて、

背景のほとんどがCGなんですと。

セピア調の画面に終始したのも、1930年代のレトロなテイストを謳う一方で、

実写とCGの合成を分かりにくくする狙いもあったんでしょうね。

確かにまぁ、それなりに画像は馴染んでました。バレバレのところもあったけど。

でも、色彩の乏しさに観てて疲れたんだけど…

だって2時間だよー?


最近の豪華VFXを見慣れた人、そのクオリティを求める人には不向き。

笑って観てあげられる人にだけオススメします。

多方面で意外に評価されているみたいだけれど、

僕的評価はでご勘弁。


★☆☆☆☆☆☆☆☆